フラーレンの種類

フラーレンには、水溶性と油溶性の2種類が存在します。フラーレン自体は、有機溶媒には溶けますが、水に溶ける性質は持っていません。そのため、成分的には非常に優れていましたが、化粧品への使用が難しいとされてきました。しかし、大学や企業の共同研究の結果、フラーレンに結合剤としてポリビニルピロリドン(PVP)という水溶性の高分子を加えることによって水分散させ、水に溶かした成分が開発されました。これが水溶性フラーレン、別名「ラジカルスポンジ®」です。一方の油溶性フラーレンは、フラーレンを植物性スクワランに安定的に溶解させた成分で「リポフラーレン®」と呼ばれています。この成分は、クリーム系化粧品や乳液などの油分を多く含む商品に配合されています。水溶性、油溶性のどちらも美容成分としての様々な効果が実証されていて、アンチエイジングや肌トラブルに効果を発揮すると言われています。特に、水溶性フラーレンは、肌トラブルを引き起こす原因とも言われる「活性酸素」に対して有効な働きをすることから、美容、医薬品業界で非常に注目を浴びています。